高校と大学の学びは大きく異なります。高校までのような標準的に決まっている教科書にある知識を習得することを中心とした学びから、知識だけでなく、より考え方を問われるようになります。特に法学部で学ぶ法律学や政治学は、常にクリアな正解があるわけではありません。また、条文や学説、理論の暗記が全てでもありません。このつかみどころのなさから、少なからぬ法学部生は入学後に戸惑いを感じているように見受けます。
それでは具体的に、法律学、政治学を学ぶ、ということは、どういうことでしょうか。ここでは本学法学部の教員が、本学法学部を目指す受験生の皆さん、そして入学したての1年生諸君に向けて、基本科目や各学科の中核になる科目について、そのあらまし、学びの意味や楽しさ、勉強法などについて、丁寧にわかりやすく解説します。
仁平 伊織
(佐野日本大学高・2019年入学)
大学に入学したての頃、僕を含め多くの人が「履修ってどうやって組めばいいの?」「大学が提供しているシステムは、どう使いこなせばいいの?」など、多くの疑問や不安を抱えながら日々を送っていました。
そんな時に僕たちを助けてくれたのが、「ヘルパー」と呼ばれる、在校生の先輩たちでした。すなわち、大学という自立的な行動が求められる場において、新入生の皆さんが路頭に迷わないように適切にサポートをすることが、ヘルパーの役割です。
具体的な活動としては、入学直後に行われる、学部・学科集会や、その後のオリエンテーションにおいて、今後の大学生活において必要になってくるノウハウの数々を伝授したり、履修を一緒に組んだり、皆さんが抱いている様々な疑問にお答えします。困ったことがあったらヘルパーに聞いてください!
活動の主体は在学生ですが、ヘルパー活動は多くの教授や、事務室の方々のサポートにより成り立っています。大学を挙げて新入生の皆様をサポートする体制が整っていますので、是非安心してご入学いただけると幸いです!皆さんのご入学を心よりお待ちしています!