◆日時 2022年9月10日(土)14:00~
◆実施方式 Zoom開催
◆企画趣旨
近年、気候変動政策を裁判で前進させようとする気候変動訴訟が世界各国で提起され、大きな潮流になっています。既にいくつかの判決が各国で出されていまおり、自国政府に温室効果ガスの排出削減を義務付けるなど、注目される判決も出ています。その一方で、日本では気候変動訴訟は低調である感が否めません。
そこで、今年度のSELAPPセミナーでは、各国の気候変動訴訟に詳しく、関連の論文等を公表されている研究者の方々に、最新の状況を踏まえて、各国の気候変動訴訟の動向について、ご報告と討論をしていただくこととしました。日本の気候変動訴訟に関する今後の展望についても論じていただく予定です。オランダについて一原雅子氏(総合地球環境学研究所)、ドイツについて山田洋氏(独協大学)、アメリカについて大坂恵里氏(東洋大学)、日本について島村健氏(神戸大学)にご報告いただき、その後この四名の方をパネラーとして議論をすることとしています。
主要な国々の気候変動訴訟について、専門の研究者からまとまった話を聞く機会はそう多くはありませんので、奮ってご参加ください。
◆次第(司会:上智大学 桑原勇進)
お問い合わせ:上智大学法科大学院事務室(djuris@sophia.ac.jp)