【コンセプト】
プラスチック資源循環法の制定など、廃棄物処理を含む資源循環を巡る動きが激しさを増す中で、排出事業者や処理業者は、どのような事業展開を考えているのか。新たなビジネス環境はどのようになっているのか。法律の執行実態はどのようになっているのか。上智大学法科大学院環境法政策プログラム(SELAPP)が提供する本セミナーでは、具体的事例の報告を通じて、事業者の対応の方向性について、多角的に検討します。
申し込みは不要です。受講方法は添付チラシをご覧下さい。
日程 | 講師 | テーマ |
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第1回 2021/9/8(水) |
中西 悦子 氏 (パタゴニア 環境社会部門 アクティビズム シニアマネージャー) |
パタゴニアの考える責任ある企業とは |
第2回 11/17(水) |
木村 尊彦 氏 (一般社団法人 東京都産業資源循環協会 専務理事) |
プラスチック資源循環への廃棄物処理業界の取組み |
第3回 2022/1/19(水) |
北島 隆次 氏 (弁護士・TMI総合法律事務所) |
SDGsと産業廃棄物処理業界 |
第4回 3/2(水) |
土居 健太郎 氏 (環境省環境再生・資源循環局次長) |
プラスチック資源循環法の要点と今後 |
※テーマ等は変更されることがあります。
【※】ソフィア・エコロジー・ロー・セミナーの趣旨
法科大学院における研究教育を社会に還元し、その反応を踏まえてさらに内容を改善することは、上智大学にとっても重要な課題であるとともに、これに対する社会的要請も高まってきている。上智大学法科大学院は、かねてより、環境法政策プログラム(Sophia Environmental Law and Policy Program, SELAPP)を組織し、関係授業への聴講生制度の導入、研究会やセミナーなどを開催することによってこの要請に対応してきたが、ひとつのテーマのもとで連続した議論を展開する取組みには未着手であった。
「より佳き環境法」の実現は、現代社会が目指すべき大きな課題である。SELAPPは、ソフィア・エコロジー・ロー・セミナー(Sophia Ecology Law Seminar, SELS)として、新たに連続セミナーを夜間に開催することで、社会の要請に対応する。受講生としては、主として、弁護士、行政職員、企業法務職員などの法律実務家、環境法の遵守に関心を持つ民間企業人、そして、大学院生・学部学生を想定する。