法律基本科目、法律実務基礎科目、展開・先端科目など理論的教育と実務的教育を架橋する体系的科目群が有機的にトライアングルを形成しバランスの取れたカリキュラムを構成しています。
法律基本科目、法律実務基礎科目、基礎法学・隣接科目、展開・先端科目、研究論文という5つのカテゴリーからなるカリキュラムは、理論的教育と実務的教育を有機的に結びつけ、法学の基礎から応用までを段階的に修得できるよう組み立てられています。
また、本法科大学院の基礎となる上智大学法学部国際関係法学科、地球環境法学科との関係から、特に国際関係法、環境法領域に多様な科目を展開していることも大きな特徴です。
法学教育の基本体系を踏まえつつ、現代社会のニーズを見据えた独自性と先進性に富む科目構成は、未来の法曹に求められるトータルなスキルを身に付けるために最適なカリキュラムといえるでしょう。
知的財産権法、経済法、租税法や金融法など、経済・社会生活との関わりが深い科目のほか、最近注目を集めているスポーツやエンタテインメントに関する「スポーツ・エンタテインメント法」など、現代社会の多様なニーズに対応する法律分野を幅広くカバーします。
グローバルな素養を備えた人材育成を目指す上智大学の理念を受け、法科大学院でも国際公法・国際私法の幅広い分野にわたり、多様な科目群を設置し、高い専門性へのニーズに応えています。入学試験の外国語特別枠、国際関係の業務に触れるエクスターンシップも要チェックです。
新時代の法曹には必須の知識となりつつあるのが環境法です。上智大学法科大学院では、多様な視点から環境法をとらえる科目を提供し、環境訴訟や環境法実務の現場に接するエクスターンシップも積極的に実施しています。環境法政策プログラムの充実度は国内トップです。