メッセージ

法科大学院長からのメッセージ

田頭 章一
田頭 章一
(法科大学院長)

 このホームページを見てくださった方は、何らかの形で法科大学院への入学に興味を持ってくださっているものと思います。

 ただその一方で、法科大学院進学に伴う経済的負担や進学後の勉強、司法試験合格後の就職など多くの不安も抱えていらっしゃるかもしれません。

 上智大学法科大学院は、法律への夢を抱く方々がもつこのような不安を和らげ、多くの選択肢の中から上智大学法科大学院を選んでいただくために、次のような点に力を入れて法教育を提供し、必要な教育および学生支援システムの見直しを進めています。

 まず、上智大学は、キリスト教ヒューマニズムをその基本的教育理念としており、法科大学院もその理念に基づく法律家の養成を目指しています。

 貧困や環境破壊など「人間の尊厳を脅かすもの」に対して、地球的な視野に立ち、他の人々と協力しながら、真摯に立ち向かう法律の専門家(Men and Women [Lawyers] for Others, with Others)を育成することが、私たちの一貫した使命です。

 上智大学法科大学院は、このような目的を実現するために、学生諸君の基礎的学力の涵養はもちろんのこと、他の法科大学院にはない特色ある教育にも力を注いでいます。

 法曹への第一関門である司法試験を突破し、優れた法律家になるためには、憲法・民法・刑法をはじめとする法律の基本科目を徹底して修得し、専門家としての「地力」をつけなければなりません。私たちは、360人以上の司法試験合格者を育てた実績を踏まえて、各学年における到達度確認制度などを通じ、無理なく段階的に基礎力を向上させる仕組みを構築しています。また、「上智法曹会」所属弁護士の多大な協力を得て、各種アドバイザー・チューター制度を用意し、学生諸君の個別的なニーズにも応えています。他方で、上智大学法科大学院は、わが国屈指の充実度を誇る国際関係法と環境法分野に特に力を入れて他の法科大学院との差別化を図っています。すでに大きな実績を上げている「国際仲裁・ADR(裁判外の紛争解決手続)」や多彩なテーマで行われる「環境法政策プログラム」において、学生諸君は国際・環境法務の第一線で活躍する研究者・実務家とともにエキサイティングな体験をすることになるでしょう。

 最後に、上智大学法科大学院では、意欲ある学生に対する各種サポートをさらに充実すべく、これまで以上に強力に取組みを進めています。

 新入生および在学生に対する奨学金制度(授業料免除も含む)の拡充や司法試験受験前の修了生に対する支援のさらなる充実など、様々な改革を実行しつつあるところです。その成果は、このパンフレットのほか、入試説明会などでご報告する予定です。

 法曹養成制度は、現在、過渡期にありますが、制度改革の道筋は見えてきつつあります。ただ、制度がどのように変わろうと、法曹という職業が社会への貢献を肌で実感できる、とてもやりがいのある職業であることは、今後も変わることはありません。

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